Aさんが家から駅まで行く途中に公園があり、午前9時に家を出発した。公園までは一定の速さで走り、公園で休憩した後、一定の速さで駅まで歩いた。グラフは、Aさんが家を出発してから$x$分間に進んだ道のりを$y$mとして、$x$と$y$の関係を表している。 (1) Aさんが歩いた道のりは何mか。 (2) 公園を出発してから駅に着くまでの$x$と$y$の関係を式で表しなさい。 (3) Aさんが家を出発してから25分後に、兄が自転車で家を出発し、同じ道を毎分300mの速さで走ってAさんを追いかけた。兄がAさんに追いつくのは午前9時何分か。
2025/6/20
1. 問題の内容
Aさんが家から駅まで行く途中に公園があり、午前9時に家を出発した。公園までは一定の速さで走り、公園で休憩した後、一定の速さで駅まで歩いた。グラフは、Aさんが家を出発してから分間に進んだ道のりをmとして、との関係を表している。
(1) Aさんが歩いた道のりは何mか。
(2) 公園を出発してから駅に着くまでのとの関係を式で表しなさい。
(3) Aさんが家を出発してから25分後に、兄が自転車で家を出発し、同じ道を毎分300mの速さで走ってAさんを追いかけた。兄がAさんに追いつくのは午前9時何分か。
2. 解き方の手順
(1) Aさんが歩いた道のりは、公園から駅までの距離を表しています。グラフから、公園に到着したのは25分後で、その時の距離は1200m、駅に到着したのは40分後で、その時の距離は2100mです。したがって、Aさんが歩いた道のりは、2100 - 1200 = 900mです。
(2) 公園を出発してから駅に着くまでのグラフは直線なので、一次関数で表すことができます。グラフから、公園を出発した時の点は(25, 1200)、駅に着いた時の点は(40, 2100)です。
傾きは、です。
したがって、求める一次関数の式はとおけます。
点(25, 1200)を代入すると、。
より、となります。
したがって、求める式はです。
(3) Aさんが家を出発してから25分後に、兄が自転車で家を出発し、毎分300mの速さでAさんを追いかける。
Aさんが家を出発してから分後の、兄とAさんの位置をそれぞれ求めます。
Aさんが家を出発してから25分後の位置は1200mです。
それ以降、Aさんは毎分60mで進むので、分後の位置はとなります。
兄は25分後に出発するので、Aさんが家を出発してから分後の位置は、となります。
2人が出会うのは、それぞれの位置が等しくなる時なので、
Aさんが家を出発してから30分後に追いつくので、午前9時30分です。
3. 最終的な答え
(1) 900m
(2)
(3) 午前9時30分