与えられた数列 $1, 6, 17, 34, 57, \dots$ の一般項 $a_n$ を求める問題です。

代数学数列一般項二次式連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

与えられた数列 1,6,17,34,57,1, 6, 17, 34, 57, \dots の一般項 ana_n を求める問題です。

2. 解き方の手順

数列の階差を調べて、規則性を見つけます。
* 初項: a1=1a_1 = 1
* 第1階差: 61=5,176=11,3417=17,5734=236 - 1 = 5, 17 - 6 = 11, 34 - 17 = 17, 57 - 34 = 23
* 第2階差: 115=6,1711=6,2317=611 - 5 = 6, 17 - 11 = 6, 23 - 17 = 6
第2階差が一定であるため、与えられた数列は2次式で表されると予想できます。
一般項を an=An2+Bn+Ca_n = An^2 + Bn + C とおき、初めの3項から係数 AA, BB, CC を求めます。
* a1=A(1)2+B(1)+C=A+B+C=1a_1 = A(1)^2 + B(1) + C = A + B + C = 1
* a2=A(2)2+B(2)+C=4A+2B+C=6a_2 = A(2)^2 + B(2) + C = 4A + 2B + C = 6
* a3=A(3)2+B(3)+C=9A+3B+C=17a_3 = A(3)^2 + B(3) + C = 9A + 3B + C = 17
これらの連立方程式を解きます。
2番目の式から1番目の式を引くと、
3A+B=53A + B = 5 ...(4)
3番目の式から2番目の式を引くと、
5A+B=115A + B = 11 ...(5)
(5)から(4)を引くと、
2A=62A = 6
A=3A = 3
(4)にA=3A=3を代入すると、
3(3)+B=53(3) + B = 5
9+B=59 + B = 5
B=4B = -4
A+B+C=1A + B + C = 1A=3,B=4A = 3, B = -4 を代入すると、
34+C=13 - 4 + C = 1
1+C=1-1 + C = 1
C=2C = 2
したがって、an=3n24n+2a_n = 3n^2 - 4n + 2 となります。

3. 最終的な答え

数列の一般項は an=3n24n+2a_n = 3n^2 - 4n + 2 です。

「代数学」の関連問題

$V$ を有限次元ベクトル空間とし、$W$ を $V$ の部分空間とします。このとき、以下の2つを示す必要があります。 (1) $\dim(W) \le \dim(V)$ (2) $\dim(W) =...

線形代数ベクトル空間部分空間次元
2025/6/20

画像に書かれた3つの一次方程式をそれぞれ解きます。 方程式1: $x + 7 = 1 - 2x$ 方程式2: $0.07x - 0.03 = 0.12 + 0.1x$ 方程式3: $\frac{1}{...

一次方程式方程式代数
2025/6/20

与えられた2次関数 $y = -x^2 + 5x - 5$ の頂点の座標を求めよ。

二次関数頂点座標数式処理
2025/6/20

画像に写っている数式を解く問題です。以下の4つの問題があります。 (1) $x - 5 = 3x + 1$ (2) $0.1(x - 1) = 0.08x - 0.2$ (3) $\frac{3}{8...

一次方程式因数分解分数計算
2025/6/20

(7) 第2項が4、第3項までの和が-6となる等比数列 ${a_n}$ の一般項を求めよ。 (8) 数列 $a_1, a_2, a_3, a_4$ があり、$a_1, a_2, a_3$ はこの順に等...

数列等比数列等差数列一般項
2025/6/20

二次関数 $y = -2x^2 - 6x - 5$ の頂点を求めなさい。

二次関数平方完成頂点
2025/6/20

等比数列 $\{a_n\}$ について、一般項 $a_n$ と初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ を求める問題です。 (5) 初項 $a = -2$、第6項 $a_6 = -64$ (6) 第...

数列等比数列一般項公比
2025/6/20

与えられた等差数列 $\{a_n\}$ について、以下の問いに答えます。 (3) 17は $\{a_n\}$ の第何項か。 (4) $\{a_n\}$ の初項から第n項までの和を $S_n$ とすると...

数列等差数列一般項最小値
2025/6/20

与えられた等差数列 $\{a_n\}$ に対して、一般項 $a_n$ と初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ を求める問題です。 (1) 初項 $a_1 = -6$、第9項 $a_9 = 10$...

等差数列数列一般項
2025/6/20

与えられた分数の式を簡略化します。式は $\frac{1}{k(k+1)}$ です。

部分分数分解分数式代数
2025/6/20