袋の中に赤玉が4個、白玉が6個入っています。袋から1個の玉を取り出し、色を確認してから袋に戻す操作を2回繰り返します。1回目に赤玉が出て、2回目に白玉が出る確率を求めてください。

確率論・統計学確率確率計算事象独立事象
2025/3/29

1. 問題の内容

袋の中に赤玉が4個、白玉が6個入っています。袋から1個の玉を取り出し、色を確認してから袋に戻す操作を2回繰り返します。1回目に赤玉が出て、2回目に白玉が出る確率を求めてください。

2. 解き方の手順

1回目に赤玉が出る確率は、袋の中の赤玉の数(4個)を全体の玉の数(4個 + 6個 = 10個)で割ったものです。
P(1回目に赤玉)=410=25P(\text{1回目に赤玉}) = \frac{4}{10} = \frac{2}{5}
2回目に白玉が出る確率は、1回目の結果に関わらず、袋の中の白玉の数(6個)を全体の玉の数(10個)で割ったものです。(なぜなら、1回目に玉を取り出した後、袋に戻すからです。)
P(2回目に白玉)=610=35P(\text{2回目に白玉}) = \frac{6}{10} = \frac{3}{5}
1回目に赤玉が出て、2回目に白玉が出る確率は、それぞれの確率を掛け合わせたものです。
P(1回目に赤玉、2回目に白玉)=P(1回目に赤玉)×P(2回目に白玉)P(\text{1回目に赤玉、2回目に白玉}) = P(\text{1回目に赤玉}) \times P(\text{2回目に白玉})
P(1回目に赤玉、2回目に白玉)=25×35=625P(\text{1回目に赤玉、2回目に白玉}) = \frac{2}{5} \times \frac{3}{5} = \frac{6}{25}

3. 最終的な答え

625\frac{6}{25}

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