点A(2, 1)を通り、直線 $2x - 3y + 1 = 0$ に平行な直線 $l$ と垂直な直線 $m$ の方程式を求めます。

幾何学直線方程式傾き平行垂直点と直線
2025/6/20

1. 問題の内容

点A(2, 1)を通り、直線 2x3y+1=02x - 3y + 1 = 0 に平行な直線 ll と垂直な直線 mm の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた直線 2x3y+1=02x - 3y + 1 = 0 の傾きを求めます。この式を yy について解くと、
3y=2x+13y = 2x + 1
y=23x+13y = \frac{2}{3}x + \frac{1}{3}
となるので、与えられた直線の傾きは 23 \frac{2}{3} です。
直線 ll は与えられた直線に平行なので、傾きも 23 \frac{2}{3} です。点A(2, 1)を通り、傾きが 23 \frac{2}{3} の直線の方程式は、点傾き式を用いて、
y1=23(x2)y - 1 = \frac{2}{3}(x - 2)
y1=23x43y - 1 = \frac{2}{3}x - \frac{4}{3}
y=23x43+1y = \frac{2}{3}x - \frac{4}{3} + 1
y=23x13y = \frac{2}{3}x - \frac{1}{3}
両辺に3を掛けて、
3y=2x13y = 2x - 1
2x3y1=02x - 3y - 1 = 0
次に、直線 mm は与えられた直線に垂直なので、傾きは 32 -\frac{3}{2} です。点A(2, 1)を通り、傾きが 32 -\frac{3}{2} の直線の方程式は、点傾き式を用いて、
y1=32(x2)y - 1 = -\frac{3}{2}(x - 2)
y1=32x+3y - 1 = -\frac{3}{2}x + 3
y=32x+4y = -\frac{3}{2}x + 4
両辺に2を掛けて、
2y=3x+82y = -3x + 8
3x+2y8=03x + 2y - 8 = 0

3. 最終的な答え

直線 ll の方程式は、2x3y1=02x - 3y - 1 = 0 です。
直線 mm の方程式は、3x+2y8=03x + 2y - 8 = 0 です。

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