まず、じゃんけん1回において、A君が勝つ確率、負ける確率、引き分ける確率を考えます。
A君が勝つ確率は 1/3、負ける確率は 1/3、引き分ける確率は 1/3 です。 次に、6回のじゃんけんのうち、A君が4回勝つ場合の数を考えます。残りの2回は、A君が負けるか、引き分けるかです。
この問題は反復試行の確率の問題として解くことができます。
A君が4回勝つ確率は、二項分布を用いて計算できます。
6回のじゃんけんのうち、A君が勝つ回数を k、負ける回数を l、引き分ける回数を m とすると、 k+l+m=6 です。今回は k=4 なので、l+m=2 です。 l と m の組み合わせは (l,m)=(0,2),(1,1),(2,0) の3通りです。 それぞれの組み合わせについて、確率を計算します。
(l,m)=(0,2) のとき、確率は 6C4×(1/3)4×(1/3)0×(1/3)2=4!0!2!6!×(31)6=15×(31)6 (l,m)=(1,1) のとき、確率は 6C4×2C1×(1/3)4×(1/3)1×(1/3)1=4!1!1!6!×(31)6=30×(31)6 (l,m)=(2,0) のとき、確率は 6C4×(1/3)4×(1/3)2×(1/3)0=4!2!0!6!×(31)6=15×(31)6 これらの確率を合計すると、
15×(31)6+30×(31)6+15×(31)6=60×(31)6=72960=24320