多項式 $P(x) = x^3 + ax^2 - 4$ を $x+1$ で割ったときの余りが $-3$ となるように、定数 $a$ の値を求める問題です。

代数学多項式剰余の定理因数定理
2025/6/21

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x3+ax24P(x) = x^3 + ax^2 - 4x+1x+1 で割ったときの余りが 3-3 となるように、定数 aa の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

剰余の定理より、多項式 P(x)P(x)x+1x+1 で割ったときの余りは P(1)P(-1) に等しくなります。
したがって、P(1)=3P(-1) = -3 となるような aa の値を求めます。
P(x)=x3+ax24P(x) = x^3 + ax^2 - 4x=1x=-1 を代入すると、
P(1)=(1)3+a(1)24=1+a4=a5P(-1) = (-1)^3 + a(-1)^2 - 4 = -1 + a - 4 = a - 5
P(1)=3P(-1) = -3 より、
a5=3a - 5 = -3
a=3+5a = -3 + 5
a=2a = 2

3. 最終的な答え

a=2a = 2

「代数学」の関連問題

複素数 $\alpha = -2 + i$ と $\beta = 1 - 3i$ が与えられています。 (1) 点 $\beta$ を点 $\alpha$ を中心として $\frac{\pi}{2}$...

複素数複素数平面回転
2025/6/25

与えられた対数の式 $\log_3 54 + \log_9 12 - \log_{3\sqrt{3}} 3 - \log_3 4$ の値を求めます。

対数対数法則計算
2025/6/25

$79(a+b+c)$ の展開式における項の数を求める問題です。

多項式の展開組み合わせ二項定理
2025/6/25

$I = 3\sin\theta\cos\theta - \sin\theta - \cos\theta$ と $x = \sin\theta + \cos\theta$ が与えられています。 (1)...

三角関数最大最小二次関数関数の合成
2025/6/25

次の式を簡単にせよ。 (1) $\log_3 \sqrt{32} + \log_9 54 - \log_{\sqrt{3}} 6$ (2) $(\log_4 9 - \log_{16} 3) (\lo...

対数指数計算
2025/6/25

2次方程式 $x^2 - 4x - 2 = 0$ の2つの解を $a, b$ ($a < b$) とします。 (1) $a, b$ の値を求めます。 (2) $a^2 + b^2$ と $\frac{...

二次方程式解の公式不等式絶対値解の配置
2025/6/25

問題は、いくつかの計算問題と因数分解、連立不等式、方程式を解く問題です。具体的には、 (1) $\sqrt{3} + \sqrt{(-2)^2} - 3$ を計算する。 (2) $(2x+1)(2x-...

計算因数分解連立不等式絶対値方程式
2025/6/25

与えられた5つの数学の問題を解き、それぞれの答えを求めます。 (1) $\sqrt{3} + \sqrt{(-2)^2 \cdot 3}$ を計算し、簡単にします。 (2) $(2x+1)(2x-5)...

根号の計算展開因数分解連立不等式絶対値方程式
2025/6/25

与えられた連立方程式を解いて、$x$と$y$の値を求めます。連立方程式は以下の通りです。 $x + 6 = 3x - 2y = 2y - 1$

連立方程式一次方程式代入法
2025/6/25

与えられた方程式 $3x + 2y = 1 = -2x - y$ を満たす $x$ と $y$ の値を求める問題です。これは連立方程式とみなすことができます。

連立方程式一次方程式代入法方程式の解
2025/6/25