$0 < a < 1$を満たす実数$a$に対し、$f_1(x) = ax$, $g_1(x) = x^2 - x$, $g_2(x) = |x^2 - x|$とおく。 直線$y = f_1(x)$を$l_1$、曲線$y = g_1(x)$, $y = g_2(x)$をそれぞれ$C_1$, $C_2$とする。 $l_1$と$C_2$は3点で交わり、その交点の$x$座標を$\alpha, \beta, \gamma$ $(\alpha < \beta < \gamma)$とする。 $\alpha \leq x \leq \beta$の範囲で、$l_1$と$C_2$で囲まれた図形の面積を$U_1$、$\beta \leq x \leq \gamma$の範囲で、$l_1$と$C_2$で囲まれた図形の面積を$U_2$とする。 さらに、$l_1$と$C_2$および$x$軸で囲まれた図形の面積を$V$、$C_1$と$x$軸で囲まれた図形の面積を$W$とし、$U_2 + V + W$を$X$とおく。 このとき、$U_1$, $W$, $X$を求め、 $U_1 + V = W$が成り立つことから、$U_2 - U_1$を求め、 $U_1 + U_2$を求め、$U_1 + U_2$が最小となるときの$a$を求める。
2025/6/21
1. 問題の内容
を満たす実数に対し、, , とおく。
直線を、曲線, をそれぞれ, とする。
とは3点で交わり、その交点の座標を とする。
の範囲で、とで囲まれた図形の面積を、の範囲で、とで囲まれた図形の面積をとする。
さらに、とおよび軸で囲まれた図形の面積を、と軸で囲まれた図形の面積をとし、をとおく。
このとき、, , を求め、
が成り立つことから、を求め、
を求め、が最小となるときのを求める。
2. 解き方の手順
まず、の方程式について、であるから、のとき、、またはのとき、である。
との交点を考える。
より、 または またはとなる。
より、。よって、。より、。
より、。よって、。。
したがって、である。
ゆえに、。
。
。
。
より、。
。
。
より、。
。
。
。
U2-U1 = - (1/3)W+X
。
。
。
。
。
より、。
3. 最終的な答え
キ:1 - a
ク: (0)
ケ:1
コ:6
サ: (7)
シ:2
ス:6
セ:0
ソ:9
タ:-3
チ:-1
ツ:3
テ:2
ト:3