次の4つの関数のグラフを描く問題です。 (1) $y = 2^x$ (2) $y = (\frac{1}{2})^x$ (3) $y = \log_2 x$ (4) $y = \log_{\frac{1}{2}} x$

解析学指数関数対数関数グラフ
2025/6/21

1. 問題の内容

次の4つの関数のグラフを描く問題です。
(1) y=2xy = 2^x
(2) y=(12)xy = (\frac{1}{2})^x
(3) y=log2xy = \log_2 x
(4) y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x

2. 解き方の手順

各関数のグラフの特徴を理解し、いくつかの点をプロットしてグラフの概形を描きます。
(1) y=2xy = 2^x
* これは指数関数です。
* x=0x = 0 のとき y=20=1y = 2^0 = 1 となり、点 (0,1)(0, 1) を通ります。
* xx が大きくなると yy も大きくなり、増加する関数です。
* xx が小さくなると yy は 0 に近づきますが、0 にはなりません。y>0y>0です。
(2) y=(12)xy = (\frac{1}{2})^x
* これも指数関数です。
* x=0x = 0 のとき y=(12)0=1y = (\frac{1}{2})^0 = 1 となり、点 (0,1)(0, 1) を通ります。
* xx が大きくなると yy は 0 に近づきますが、0 にはなりません。y>0y>0です。
* xx が小さくなると yy は大きくなり、減少する関数です。
* y=(12)x=(21)x=2xy = (\frac{1}{2})^x = (2^{-1})^x = 2^{-x} とも書けます。
(3) y=log2xy = \log_2 x
* これは対数関数です。
* x=1x = 1 のとき y=log21=0y = \log_2 1 = 0 となり、点 (1,0)(1, 0) を通ります。
* xx が大きくなると yy も大きくなり、増加する関数です。
* xx が 0 に近づくと yy は負の無限大に近づきます。
* 真数条件より、x>0x > 0 です。
(4) y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x
* これも対数関数です。
* x=1x = 1 のとき y=log121=0y = \log_{\frac{1}{2}} 1 = 0 となり、点 (1,0)(1, 0) を通ります。
* xx が大きくなると yy は負の無限大に近づき、減少する関数です。
* xx が 0 に近づくと yy は大きくなります。
* 真数条件より、x>0x > 0 です。
* y=log12x=log2xlog212=log2x1=log2xy = \log_{\frac{1}{2}} x = \frac{\log_2 x}{\log_2 \frac{1}{2}} = \frac{\log_2 x}{-1} = - \log_2 x とも書けます。

3. 最終的な答え

グラフは描画ソフトなどを用いて正確に描く必要がありますが、ここではそれぞれの関数の概形を説明しました。各関数について、いくつか点をプロットして滑らかな曲線で結ぶことで、グラフを描くことができます。

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