楕円の式と直線の式を連立させて、x についての二次方程式を導きます。 次に、その二次方程式の判別式を計算し、k の値によって判別式がどのように変化するかを調べます。 判別式が正であれば共有点は2個、判別式が0であれば共有点は1個、判別式が負であれば共有点は0個となります。
まず、直線の式 y=−3x+k を楕円の式 3x2+4y2=1 に代入します。 すると、
3x2+4(−3x+k)2=1 となります。
両辺に12を掛けて分母を払うと、
4x2+3(−3x+k)2=12 4x2+3(9x2−6kx+k2)=12 4x2+27x2−18kx+3k2=12 31x2−18kx+3k2−12=0 この x についての二次方程式の判別式 D を計算します。 D=(−18k)2−4(31)(3k2−12) D=324k2−372k2+1488 D=−48k2+1488 共有点の個数は、D の符号によって決まります。 D>0 となるのは、−48k2+1488>0 のときです。 48k2<1488 k2<481488=31 −31<k<31 D=0 となるのは、k=±31 のときです。 D<0 となるのは、k<−31 または k>31 のときです。