複素数の割り算を行うには、分母の共役複素数を分母と分子の両方にかけることで、分母を実数にします。
分母 1−2i の共役複素数は 1+2i です。 まず、分子と分母に 1+2i をかけます。 1−2i1+2i=(1−2i)(1+2i)(1+2i)(1+2i) 分子を展開します。
(1+2i)(1+2i)=1+2i+2i+(2i)2=1+4i+4i2=1+4i−4=−3+4i 分母を展開します。
(1−2i)(1+2i)=1+2i−2i−(2i)2=1−4i2=1+4=5 よって、
(1−2i)(1+2i)(1+2i)(1+2i)=5−3+4i=−53+54i