画像に写っている数学の問題を解く。具体的には、集合の包含関係、命題の反例、必要条件・十分条件、二次関数のグラフ、放物線の式、およびグラフから係数の符号を判定する問題が含まれる。

代数学集合命題必要条件・十分条件二次関数放物線グラフ
2025/6/21

1. 問題の内容

画像に写っている数学の問題を解く。具体的には、集合の包含関係、命題の反例、必要条件・十分条件、二次関数のグラフ、放物線の式、およびグラフから係数の符号を判定する問題が含まれる。

2. 解き方の手順

問題6:
A = {x | x >= -4} は-4以上の実数全体を表す。
B = {x | |x+1| <= 2} は不等式 x+12|x+1| \le 2 を満たすxの集合を表す。
これは 2x+12-2 \le x+1 \le 2 と同値であり、 3x1-3 \le x \le 1 となる。
したがって、Bは-3以上1以下の実数全体を表す。
AとBを比較すると、BはAに含まれる(B⊆A)ため、AはBを含むと言える。
問題7:
Uは8以下の自然数全体。
A = {1, 2, 6, 7}, B = {2, 3}
7はAに含まれているので、7A7 \in A である。
{2, 3, 4, 7} は B = {2, 3} を含んでいるので、{2, 3, 4, 7} \supset Bである。
問題8:
(1) a=6a = 6のとき、q:x6>2q: |x - 6| > 2 となる。すなわち、x6>2x - 6 > 2 または x6<2x - 6 < -2
よって、x>8x > 8 または x<4x < 4
命題「p    qp \implies q」は、「2x4-2 \le x \le 4 ならば、x>8x > 8 または x<4x < 4」となる。
この反例は、ppを満たし、qqを満たさないxxである。例えば、x=4x = 42x4-2 \le x \le 4を満たすが、4>84 > 8または4<44 < 4は満たさない。
(2) a=1a = -1のとき、q:x+1>2q: |x + 1| > 2となる。すなわち、x+1>2x + 1 > 2 または x+1<2x + 1 < -2
よって、x>1x > 1 または x<3x < -3
p\overline{p}は、x<2x < -2 または x>4x > 4
q\overline{q}は、3x1-3 \le x \le 1
条件「p\overline{p}かつq\overline{q}」は、「(x<2x < -2またはx>4x > 4)かつ(3x1-3 \le x \le 1)」となる。
これは 3x<2-3 \le x < -2となる。
条件r:5<x1r:-5 < x \le 1
p\overline{p}かつq\overline{q}」がrrであるための条件を考える。
3x<2-3 \le x < -2 ならば 5<x1-5 < x \le 1 は真なので、「p\overline{p}かつq\overline{q}」はrrであるための十分条件。
5<x1-5 < x \le 1 ならば 3x<2-3 \le x < -2 は偽なので、「p\overline{p}かつq\overline{q}」はrrであるための必要条件ではない。
問題9:
y=x24x5y = -x^2 - 4x - 5
y=(x2+4x)5y = -(x^2 + 4x) - 5
y=(x2+4x+4)5+4y = -(x^2 + 4x + 4) - 5 + 4
y=(x+2)21y = -(x + 2)^2 - 1
グラフは上に凸の放物線で、頂点の座標は (2,1)(-2, -1)
問題10:
軸が x=1x = 1 なので、y=a(x1)2+qy = a(x - 1)^2 + q と表せる。
(0, 5)を通るので、5=a(01)2+q=a+q5 = a(0 - 1)^2 + q = a + q
(-1, -10)を通るので、10=a(11)2+q=4a+q-10 = a(-1 - 1)^2 + q = 4a + q
4a+q=104a + q = -10
a+q=5a + q = 5
3a=153a = -15
a=5a = -5
q=10q = 10
よって、y=5(x1)2+10y = -5(x - 1)^2 + 10
問題11:
グラフより、
a<0a < 0
軸は x=1x = -1 なので、x=b2a=1x = -\frac{b}{2a} = -1 より b=2a<0b = 2a < 0
cc は y切片なので、c<0c < 0
b24acb^2 - 4ac は判別式。グラフがx軸と2点で交わるので、b24ac>0b^2 - 4ac > 0
x=1x = 1 のとき、y=a+b+cy = a + b + c。グラフより、x=1x=1 のとき、y<0y < 0なので、a+b+c<0a + b + c < 0
x=1x = -1 のとき、y=ab+cy = a - b + c。グラフより、x=1x=-1 のとき、y=0y = 0なので、ab+c=0a - b + c = 0

3. 最終的な答え

問題6:②
問題7:ア=⓪、イ=②
問題8:ア=4、イ=①
問題9:ア=上、イ=(-2, -1)
問題10:y=5(x1)2+10y = -5(x - 1)^2 + 10
問題11:ア=②、イ=②、ウ=②、エ=⓪、オ=②、カ=①

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