問題は、式 $ \frac{ax+3}{x+2} = \frac{b}{x+2} + 6 $ が $x$ についての恒等式となるように定数 $a$ と $b$ の値を求めるものです。

代数学恒等式分数式係数比較
2025/6/21

1. 問題の内容

問題は、式 ax+3x+2=bx+2+6 \frac{ax+3}{x+2} = \frac{b}{x+2} + 6 xx についての恒等式となるように定数 aabb の値を求めるものです。

2. 解き方の手順

与えられた式を整理して、恒等式の条件を適用します。
まず、与えられた式の右辺を通分します。
ax+3x+2=b+6(x+2)x+2 \frac{ax+3}{x+2} = \frac{b+6(x+2)}{x+2}
ax+3x+2=b+6x+12x+2 \frac{ax+3}{x+2} = \frac{b+6x+12}{x+2}
ax+3x+2=6x+b+12x+2 \frac{ax+3}{x+2} = \frac{6x+b+12}{x+2}
分母が等しいので、分子も等しくなければなりません。
ax+3=6x+b+12 ax+3 = 6x+b+12
この式が xx についての恒等式であるためには、xx の係数と定数項がそれぞれ等しくなければなりません。
したがって、
a=6 a = 6
3=b+12 3 = b+12
3=b+123 = b+12 を解くと、
b=312 b = 3-12
b=9 b = -9

3. 最終的な答え

a=6a=6, b=9b=-9

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