この式は二次式なので、因数分解の公式またはたすき掛けを利用して因数分解を試みます。
まず、6x2の項は、2x×3xまたはx×6xのように分解できます。 次に、−4y2の項は、y×−4y、2y×−2y、または−y×4yのように分解できます。 これらの組み合わせを試して、5xyの項を作れるかどうかを調べます。 6x2+5xy−4y2 を (ax+by)(cx+dy) の形に因数分解することを考えます。 ここで、ac=6, bd=−4, ad+bc=5 となるような a,b,c,d を探します。 a=2, c=3 とすると、2d+3b=5 となります。 また、bd=−4 なので、b=4, d=−1とすると、bd=−4 となり、 2d+3b=2(−1)+3(4)=−2+12=10 となるので、5 になりません。 次に、b=−1, d=4とすると、bd=−4 となり、 2d+3b=2(4)+3(−1)=8−3=5 となるので、条件を満たします。 したがって、a=2, b=−1, c=3, d=4 となります。 よって、6x2+5xy−4y2=(2x−y)(3x+4y) と因数分解できます。