与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。 (1) 放物線 $y = 2x^2 + 4x + 1$ の頂点と同一の頂点を持ち、$y$軸と点 $(0, 2)$ で交わる2次関数を求めます。 (2) 3点 $(3, 0)$, $(-1, 0)$, $(2, 6)$ を通る2次関数を求めます。
2025/6/22
1. 問題の内容
与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。
(1) 放物線 の頂点と同一の頂点を持ち、軸と点 で交わる2次関数を求めます。
(2) 3点 , , を通る2次関数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) まず、放物線 の頂点を求めます。平方完成を行い、頂点の座標を特定します。
次に、求める2次関数の形を とおきます。ここで、 は頂点の座標であり、 は定数です。
軸との交点が であることから、この点を代入して の値を求めます。
最後に、 の値を代入して2次関数を決定します。
(2) 3点 , , を通る2次関数を とおきます。
3点の座標をそれぞれ代入して、 に関する3つの連立方程式を作ります。
その連立方程式を解いて、 の値を求め、2次関数を決定します。
(1) の詳細な手順
したがって、頂点は です。
求める2次関数を とおきます。
軸との交点が であることから、 のとき となります。
よって、求める2次関数は となります。
(2) の詳細な手順
求める2次関数を とおきます。
点 を通ることから、 ...(1)
点 を通ることから、 ...(2)
点 を通ることから、 ...(3)
(1)-(2)より、 つまり より
(3)-(2)より、 つまり
を に代入すると、 つまり より
したがって、
(2)より、 つまり より
よって、求める2次関数は となります。
3. 最終的な答え
(1)
(2)