(1) 複素平面における偏角の記号、絶対値 $r$、偏角 $\theta$ を用いた複素数 $z$ の極形式について答える。 (2) 複素数 $z = 1 + \sqrt{3}i$ の絶対値、偏角、極形式を求める。 (3) 複素数 $z_1, z_2$ の絶対値を $r_1, r_2$、偏角を $\theta_1, \theta_2$ とするとき、積 $z_1 z_2$ の絶対値、偏角、ド・モアブルの公式について答える。 (4) 点 $P(3, 4)$ を原点 $O$ を中心に $\frac{\pi}{3}$ 回転させた点 $P'$ の座標を求める。
2025/6/22
1. 問題の内容
(1) 複素平面における偏角の記号、絶対値 、偏角 を用いた複素数 の極形式について答える。
(2) 複素数 の絶対値、偏角、極形式を求める。
(3) 複素数 の絶対値を 、偏角を とするとき、積 の絶対値、偏角、ド・モアブルの公式について答える。
(4) 点 を原点 を中心に 回転させた点 の座標を求める。
2. 解き方の手順
(1)
偏角の記号は です。
複素数 の極形式は です。
(2)
の絶対値は
の偏角は
したがって、極形式は
虚数単位 の極形式は、
(3)
とすると、
したがって、 の絶対値は 、偏角は である。
特に、ド・モアブルの公式は
(4)
点 を原点 を中心に 回転させた点 の座標を求める。
複素数平面で考えると、 を 回転させるので、
したがって、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) , , ,
(3) , ,
(4)