中心が点$(-3, 4)$である円Cと、円 $x^2 + y^2 = 1$が内接するとき、円Cの方程式を求める。

幾何学内接円の方程式距離
2025/6/22

1. 問題の内容

中心が点(3,4)(-3, 4)である円Cと、円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1が内接するとき、円Cの方程式を求める。

2. 解き方の手順

まず、円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1の中心と半径を求める。中心は原点(0,0)(0, 0)であり、半径は1である。
次に、2つの円の中心間の距離ddを求める。中心間の距離は、点(0,0)(0, 0)と点(3,4)(-3, 4)の間の距離なので、
d=(30)2+(40)2=(3)2+42=9+16=25=5d = \sqrt{(-3 - 0)^2 + (4 - 0)^2} = \sqrt{(-3)^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5となる。
2つの円が内接するとき、2つの円の中心間の距離は、2つの円の半径の差に等しい。円Cの半径をrrとすると、
5=r15 = |r - 1|
ここで、r>0r > 0である。
もし r>1r > 1 の場合、5=r15 = r - 1となるので、r=6r = 6
もし r<1r < 1 の場合、5=1r5 = 1 - rとなるので、r=4r = -4 となり、これは r>0r > 0 に矛盾する。
したがって、円Cの半径は6である。
円Cの方程式は、中心が(3,4)(-3, 4)、半径が6なので、
(x+3)2+(y4)2=62(x + 3)^2 + (y - 4)^2 = 6^2となる。
(x+3)2+(y4)2=36(x + 3)^2 + (y - 4)^2 = 36

3. 最終的な答え

(x+3)2+(y4)2=36(x + 3)^2 + (y - 4)^2 = 36

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