1から100までの数字が1つずつ書かれた100枚のカードから1枚引くとき、引いたカードが2の倍数であるか、または90以上の数である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率排反事象事象確率の加法定理
2025/3/29

1. 問題の内容

1から100までの数字が1つずつ書かれた100枚のカードから1枚引くとき、引いたカードが2の倍数であるか、または90以上の数である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2の倍数であるカードの枚数を求めます。
1から100までの数字の中に、2の倍数は50個あります。
次に、90以上の数であるカードの枚数を求めます。
90から100までの数は11個あります。
次に、2の倍数かつ90以上の数であるカードの枚数を求めます。
90以上の2の倍数は、90, 92, 94, 96, 98, 100 の6個あります。
求める確率は、
P(AB)=P(A)+P(B)P(AB)P(A \cup B) = P(A) + P(B) - P(A \cap B)
ここで、AA は2の倍数である事象、BB は90以上の数である事象を表します。
それぞれの確率は以下のようになります。
P(A)=50100P(A) = \frac{50}{100}
P(B)=11100P(B) = \frac{11}{100}
P(AB)=6100P(A \cap B) = \frac{6}{100}
したがって、
P(AB)=50100+111006100=50+116100=55100P(A \cup B) = \frac{50}{100} + \frac{11}{100} - \frac{6}{100} = \frac{50 + 11 - 6}{100} = \frac{55}{100}

3. 最終的な答え

55100=1120\frac{55}{100} = \frac{11}{20}

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