与えられた等式を満たす実数 $x$ と $y$ の値を求める問題です。

代数学複素数複素数の相等方程式
2025/6/22

1. 問題の内容

与えられた等式を満たす実数 xxyy の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) x+yi=23ix + yi = 2 - 3i
複素数の相等より、実部と虚部がそれぞれ等しいので、
x=2x = 2
y=3y = -3
(2) x+5i=3+yix + 5i = -3 + yi
複素数の相等より、実部と虚部がそれぞれ等しいので、
x=3x = -3
y=5y = 5
(3) (x+2)+(3xy)i=0(x + 2) + (3x - y)i = 0
複素数が 0 になるのは、実部と虚部がともに 0 のときなので、
x+2=0x + 2 = 0
3xy=03x - y = 0
一つ目の式より、
x=2x = -2
これを二つ目の式に代入すると、
3(2)y=03(-2) - y = 0
6y=0-6 - y = 0
y=6y = -6
(4) 2(x+3i)=6+9yi2(x + 3i) = 6 + 9yi
左辺を展開すると、
2x+6i=6+9yi2x + 6i = 6 + 9yi
複素数の相等より、実部と虚部がそれぞれ等しいので、
2x=62x = 6
6=9y6 = 9y
一つ目の式より、
x=3x = 3
二つ目の式より、
y=69=23y = \frac{6}{9} = \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

(1) x=2x = 2, y=3y = -3
(2) x=3x = -3, y=5y = 5
(3) x=2x = -2, y=6y = -6
(4) x=3x = 3, y=23y = \frac{2}{3}

「代数学」の関連問題

与えられた不等式 $4x - 7 < 2x + 3$ を解き、$x$ の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式解法
2025/6/24

多項式 $P(x) = x^3 + ax + b$ を $(x-1)(x-2)$ で割ったときの余りが $3x+2$ であるとき、定数 $a, b$ の値を求める。

多項式剰余の定理方程式連立方程式
2025/6/24

3点 A(-1, 6), B(1, a), C(a, 0) が一直線上にあるとき、$a$ の値を求める問題です。

直線傾き座標連立方程式
2025/6/24

関数 $y = (x^2 - 2x)^2 + 4(x^2 - 2x) - 1$ の最大値、最小値を求める。

二次関数最大値最小値平方完成判別式
2025/6/24

与えられた2つの2次関数の、指定された定義域における最大値と最小値を求め、そのときの $x$ の値を求める問題です。 (1) $y = x^2 - 2x + 3$ ($-1 \le x < 2$) (...

二次関数最大値最小値定義域平方完成
2025/6/24

関数 $y = -2x^2 + 4x + c$ の $-2 \le x \le 2$ における最小値が $-9$ であるとき、定数 $c$ の値を求め、さらにこの関数の最大値とそのときの $x$ の値...

二次関数最大値最小値平方完成
2025/6/24

与えられた2次関数の最大値と最小値を、指定された範囲内で求める問題です。 (1) $y = x^2 + 4x + 1$ ($-1 \le x \le 1$) (2) $y = -2x^2 + 12x ...

二次関数最大値最小値平方完成
2025/6/24

与えられた漸化式から数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めます。 (1) $a_1=1, a_{n+1} - a_n = 2n$ (2) $a_1=2, a_{n+1} - a_n = 3n^2 +...

数列漸化式一般項
2025/6/24

与えられた漸化式から数列 $\{a_n\}$ の一般項を求める問題です。具体的には、以下の4つの数列の一般項を求めます。 (1) $a_1 = 1, a_{n+1} - a_n = 5$ (2) $a...

数列漸化式等差数列等比数列一般項
2025/6/24

与えられた二次関数の最大値と最小値を、指定された範囲内で求め、そのときの $x$ の値を求める。 (1) $y = 2x^2 - 4x + 1$ ($0 \le x \le 4$) (2) $y = ...

二次関数最大値最小値平方完成グラフ
2025/6/24