与えられた小テストの点数（8, 3, 9, 5, 10）の標準偏差を小数第一位まで求めよ。

1. 問題の内容

与えられた小テストの点数（8, 3, 9, 5, 10）の標準偏差を小数第一位まで求めよ。

2. 解き方の手順

標準偏差を求めるには、以下の手順に従います。

ステップ1：平均値を計算する。

点数の合計は $8 + 3 + 9 + 5 + 10 = 35$ です。

データの個数は5なので、平均値 $\bar{x}$ は、

$\bar{x} = \frac{35}{5} = 7$

ステップ2：各データと平均値の差を計算し、それを二乗する。

$(8-7)^2 = 1^2 = 1$

$(3-7)^2 = (-4)^2 = 16$

$(9-7)^2 = 2^2 = 4$

$(5-7)^2 = (-2)^2 = 4$

$(10-7)^2 = 3^2 = 9$

ステップ3：二乗した差の平均値を計算する（分散）。

分散 $s^2$ は、二乗した差の合計をデータの個数で割ったものなので、

$s^2 = \frac{1 + 16 + 4 + 4 + 9}{5} = \frac{34}{5} = 6.8$

ステップ4：分散の平方根を計算する（標準偏差）。

標準偏差 $s$ は、分散の平方根なので、

$s = \sqrt{6.8} \approx 2.607680962$

ステップ5：小数第一位まで丸める。

$s \approx 2.6$

3. 最終的な答え

2.6点