与えられたデータの標準偏差を求める問題です。データは、あるグループの小テストの点数で、AからEまでの5人の生徒の点数がそれぞれ1, 9, 7, 3, 10です。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析
2025/3/29

1. 問題の内容

与えられたデータの標準偏差を求める問題です。データは、あるグループの小テストの点数で、AからEまでの5人の生徒の点数がそれぞれ1, 9, 7, 3, 10です。

2. 解き方の手順

(1) 平均を計算する。
平均 μ\mu は、データの総和をデータの個数で割ったものです。
μ=1+9+7+3+105=305=6\mu = \frac{1+9+7+3+10}{5} = \frac{30}{5} = 6
(2) 各データ点について、平均との差を計算する。
各データ点とその平均との差は、それぞれ
16=51-6 = -5
96=39-6 = 3
76=17-6 = 1
36=33-6 = -3
106=410-6 = 4
(3) 各差の二乗を計算する。
各差の二乗は、それぞれ
(5)2=25(-5)^2 = 25
32=93^2 = 9
12=11^2 = 1
(3)2=9(-3)^2 = 9
42=164^2 = 16
(4) 二乗された差の平均を計算する(分散)。
分散 σ2\sigma^2 は、二乗された差の総和をデータの個数で割ったものです。
σ2=25+9+1+9+165=605=12\sigma^2 = \frac{25+9+1+9+16}{5} = \frac{60}{5} = 12
(5) 分散の平方根を計算する(標準偏差)。
標準偏差 σ\sigma は、分散の平方根です。
σ=123.464\sigma = \sqrt{12} \approx 3.464
小数第一位まで答えるように指示されているので、3.5とします。

3. 最終的な答え

3. 5点

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