1. 問題の内容
命題「 は 24 の約数ならば は 36 の約数である」の真偽を判定し、偽である場合は反例を挙げる。ここで、は自然数である。
2. 解き方の手順
まず、を満たす の集合と、を満たす の集合を考える。
を満たす の集合(24 の約数の集合)は である。
を満たす の集合(36 の約数の集合)は である。
命題 が真であるためには、を満たす全ての が も満たす必要がある。
言い換えると、の集合がの集合に含まれている必要がある。
の集合 と の集合 を比較すると、 や は に含まれるが には含まれない。
したがって、 または のとき、は真だが は偽となるため、命題 は偽である。
反例としては、 を挙げることができる。なぜなら、は 24 の約数だが 36 の約数ではないからである。
同様に、 も反例となる。
3. 最終的な答え
偽
反例: 8 (または 24)