与えられた複数の対数(log)の値について、以下の4つの問いに答える。 問題1: 一番小さな値となる数はどれか。 問題2: 負の数(0より小さい数)となる数はいくつあるか。 問題3: 一番大きな値となる数はどれか。 問題4: (選択肢3の数) - (選択肢7の数) を計算しなさい。

代数学対数log不等式対数の計算
2025/6/23

1. 問題の内容

与えられた複数の対数(log)の値について、以下の4つの問いに答える。
問題1: 一番小さな値となる数はどれか。
問題2: 負の数(0より小さい数)となる数はいくつあるか。
問題3: 一番大きな値となる数はどれか。
問題4: (選択肢3の数) - (選択肢7の数) を計算しなさい。

2. 解き方の手順

まず、与えられた対数の値を評価する。
log35log_3 5 は1より大きい。なぜなら、31=3<5<32=93^1 = 3 < 5 < 3^2 = 9 より、1<log35<21 < log_3 5 < 2 だから。
log107log_{10} 7 は0より大きい。また、100.86.310^{0.8} \approx 6.3より、log1070.8log_{10} 7 \approx 0.8となる。
log210log_2 10 は3より大きい。なぜなら、23=8<10<24=162^3 = 8 < 10 < 2^4 = 16より、3<log210<43 < log_2 10 < 4だから。
log75log_7 5 は0より大きい。また、70.84.87^{0.8} \approx 4.8より、log750.8log_7 5 \approx 0.8となる。
log215log_2 \frac{1}{5} は負の数である。なぜなら15\frac{1}{5} < 1だから。log215=log25log_2 \frac{1}{5} = -log_2 5
1は1である。
log25log_2 5 は2より大きい。なぜなら、22=4<5<23=82^2 = 4 < 5 < 2^3 = 8より、2<log25<32 < log_2 5 < 3だから。
log212log_2 \frac{1}{2} は-1である。なぜなら、21=122^{-1} = \frac{1}{2}だから。
0は0である。
問題1: 一番小さな値となる数
log215log_2 \frac{1}{5}log212log_2 \frac{1}{2}が負の値である。log212=1log_2 \frac{1}{2} = -1であり、log215<1log_2 \frac{1}{5} < -1 である。したがって、log215log_2 \frac{1}{5}が最も小さい。
したがって、一番小さな値となる数は選択肢5。
問題2: 負の数となる数
負の数はlog215log_2 \frac{1}{5}log212log_2 \frac{1}{2}の2つである。
したがって、負の数となる数は2つ。
問題3: 一番大きな値となる数
候補はlog35log_3 5, log107log_{10} 7, log210log_2 10, log75log_7 5, 11, log25log_2 5である。
log2103.3log_2 10 \approx 3.3
log252.3log_2 5 \approx 2.3
log351.5log_3 5 \approx 1.5
log750.8log_7 5 \approx 0.8
よって、log210log_2 10が最も大きい。したがって、一番大きな値となる数は選択肢3。
問題4: (選択肢3の数) - (選択肢7の数)を計算する。
選択肢3は log210log_2 10である。選択肢7は log25log_2 5である。
log210log25=log2(105)=log22=1log_2 10 - log_2 5 = log_2 (\frac{10}{5}) = log_2 2 = 1

3. 最終的な答え

問題1: 5
問題2: 2
問題3: 3
問題4: 1

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