2つの連立方程式 $\begin{cases} 3x+y=7 \\ ax+5y=2 \end{cases}$ と $\begin{cases} 2x+by=4 \\ x-y=5 \end{cases}$ が同じ解を持つとき、$a$と$b$の値を求めます。

代数学連立方程式一次方程式代入法
2025/6/23

1. 問題の内容

2つの連立方程式
{3x+y=7ax+5y=2\begin{cases} 3x+y=7 \\ ax+5y=2 \end{cases}
{2x+by=4xy=5\begin{cases} 2x+by=4 \\ x-y=5 \end{cases}
が同じ解を持つとき、aabbの値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、右側の連立方程式から xxyy の値を求めます。
xy=5x - y = 5 より、x=y+5x = y + 5 です。
これを 2x+by=42x + by = 4 に代入して、
2(y+5)+by=42(y+5) + by = 4
2y+10+by=42y + 10 + by = 4
(2+b)y=6(2+b)y = -6
しかし、右側の連立方程式 2x+by=42x+by=4xy=5x-y=5 だけでは、xxyyが求まらないので、bbを求めることはできません。問題文に誤りがある可能性があります。
そこで、右側の連立方程式 xy=5x-y=5 を用いて xxyy の関係式を得て、左側の連立方程式 3x+y=73x+y=7 を用いて xxyy の値を求めることにします。
xy=5x-y=5 より x=y+5x=y+5 であるから、3x+y=73x+y=7 に代入すると、
3(y+5)+y=73(y+5)+y = 7
3y+15+y=73y+15+y = 7
4y=84y = -8
y=2y = -2
x=y+5x = y+5y=2y = -2 を代入すると、x=2+5=3x = -2+5 = 3 です。
したがって、連立方程式の解は x=3x = 3, y=2y = -2 です。
この解を ax+5y=2ax+5y=2 に代入すると、
3a+5(2)=23a + 5(-2) = 2
3a10=23a - 10 = 2
3a=123a = 12
a=4a = 4
この解を 2x+by=42x+by=4 に代入すると、
2(3)+b(2)=42(3) + b(-2) = 4
62b=46 - 2b = 4
2b=2-2b = -2
b=1b = 1

3. 最終的な答え

a=4a = 4
b=1b = 1

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