2種類の記号、○と●を用いて記号列を作る。 (1) 記号を4個並べるとき、何通りの記号列ができるか。 (2) 記号を1個以上4個以下並べるとき、何通りの記号列ができるか。 100通りの記号列を作るためには、最小で何個の記号を並べる必要があるか。
2025/6/23
1. 問題の内容
2種類の記号、○と●を用いて記号列を作る。
(1) 記号を4個並べるとき、何通りの記号列ができるか。
(2) 記号を1個以上4個以下並べるとき、何通りの記号列ができるか。
100通りの記号列を作るためには、最小で何個の記号を並べる必要があるか。
2. 解き方の手順
(1) 4個の記号を並べる場合、各位置に○または●の2通りが考えられるため、全部で 通りの記号列ができる。
(2) 1個以上4個以下の記号を並べる場合、1個、2個、3個、4個の場合の数をそれぞれ計算し、足し合わせる。
- 1個の場合: 通り
- 2個の場合: 通り
- 3個の場合: 通り
- 4個の場合: 通り
よって、合計は 通りとなる。
3. $n$個の記号を並べる場合の数を$S_n$とすると、$S_n = \sum_{k=1}^{n} 2^k$となる。この数列の和が100を超える最小の$n$を求める。
、 なので、。
したがって、
3. 最終的な答え
(1) 16通り
(2) 30通り
6個