三角形ABCにおいて、$BC=a$, $CA=b$, $AB=c$とする。三角形が成立するための必要十分条件$|b-c| < a < b+c$が与えられている。頂点A, B, Cから対辺またはその延長に下ろした垂線の長さがそれぞれ$h$, 4, 6であるとする。三角形の面積をS, 内接円の半径をrとするとき、$a, b, c, h, \cos{\angle BAC}, \sin{\angle BAC}, S, r$の値を求める。
2025/6/23
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , とする。三角形が成立するための必要十分条件が与えられている。頂点A, B, Cから対辺またはその延長に下ろした垂線の長さがそれぞれ, 4, 6であるとする。三角形の面積をS, 内接円の半径をrとするとき、の値を求める。
2. 解き方の手順
まず、三角形の面積Sを各頂点から下ろした垂線を用いて表す。
これから、, , となる。
(*)の条件より、
各辺をで割ると、
逆数をとると、
各辺を2倍すると、
は整数なので、の最小値は3、最大値は11となる。
のとき、, , .
余弦定理より、
内接円の半径
3. 最終的な答え
ア: 2
イ: なし
ウ: 1
エ: 3
オ: 3
カキ: 11
クケ: -1
コ: 4
サシ: 15
スセ: 16
ソタ: 15
チ: 5
ツ: 4
テ: 3