$a$ を正の定数とする。平面上に $\triangle ABC$ と点 $P$ があり、$2\vec{PA} + a\vec{PB} + 3\vec{PC} = \vec{0}$ を満たしている。 (1) $\vec{AP}$ を $\vec{AB}$ と $\vec{AC}$ を用いて表す。 (2) 直線 $AP$ と辺 $BC$ の交点を $D$ とする。点 $D$ が辺 $BC$ を $5:2$ に内分する点になるときの $a$ の値を求める。 (3) $\triangle ABC$ の重心を $G$ とする。点 $P$ が直線 $AG$ 上にあるときの $a$ の値を求める。また、そのとき $\triangle ABP$ の面積が $\triangle ABC$ の面積の何倍になるかを求める。
2025/6/23
1. 問題の内容
を正の定数とする。平面上に と点 があり、 を満たしている。
(1) を と を用いて表す。
(2) 直線 と辺 の交点を とする。点 が辺 を に内分する点になるときの の値を求める。
(3) の重心を とする。点 が直線 上にあるときの の値を求める。また、そのとき の面積が の面積の何倍になるかを求める。
2. 解き方の手順
(1) を と を用いて表す。
より、
よって、
(2) 点 が辺 を に内分するので
点 は直線 上にあるので、 と表せる。
,
より
(3) 点 が直線 上にあるとき、と表せる。
より、
(1)より
よって
点 を辺 の中点とすると
3. 最終的な答え
ア: 5
イ: 3
ウ: 5
エ: 6
オ: 5
カ: 3
キ: 3
ク: 8