1. 問題の内容
異なる9枚の色紙を、(1) 3枚ずつ3人に分ける方法、(2) 3枚ずつ3組に分ける方法について、それぞれの場合の分け方の総数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 3枚ずつ3人に分ける場合:
まず、9枚から3枚を選び、1人目の人に渡す組み合わせは 通りあります。
次に、残りの6枚から3枚を選び、2人目の人に渡す組み合わせは 通りあります。
最後に、残りの3枚を3人目の人に渡す組み合わせは = 1 通りです。
したがって、3枚ずつ3人に分ける分け方は、
で計算できます。
よって、分け方の総数は 通りです。
(2) 3枚ずつ3組に分ける場合:
3枚ずつ3組に分ける場合、(1)と同様に9枚から3枚を選び、最初の組にする組み合わせは 通り、残りの6枚から3枚を選び、次の組にする組み合わせは 通り、残りの3枚を最後の組にする組み合わせは 通りです。
しかし、組には区別がないため、(1)で計算したものを、組の並び替えの数である3!で割る必要があります。
したがって、3枚ずつ3組に分ける分け方は、
で計算できます。
よって、分け方の総数は 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 3枚ずつ3人に分ける分け方は1680通り。
(2) 3枚ずつ3組に分ける分け方は280通り。