表に示された2002年から2005年までの国内線の飛行機発着数から、2006年の国内線の飛行機発着数を推測する問題です。

確率論・統計学時系列分析予測平均データ分析
2025/6/23

1. 問題の内容

表に示された2002年から2005年までの国内線の飛行機発着数から、2006年の国内線の飛行機発着数を推測する問題です。

2. 解き方の手順

過去の国内線発着数の推移から、2006年の値を予測します。
2002年: 3346
2003年: 2729
2004年: 2916
2005年: 2312
各年の変化を見てみます。
2003年は2002年より 3346 - 2729 = 617 減少
2004年は2003年より 2916 - 2729 = 187 増加
2005年は2004年より 2916 - 2312 = 604 減少
減少と増加を繰り返していますが、減少幅が大きい傾向が見られます。2005年から2006年も減少すると仮定して予測します。
単純に2005年の値から600程度減らすと大きく減りすぎるので、2005年の値2312から、直近の傾向(やや減少)を考慮して、2312より少し少ない値を選びます。
選択肢の中で2312に近いのは2294, 2208, 2088, 1934, 1726ですが、
過去の減少幅から見て、200~600程度減少が妥当と考えられるので、2312に近い値の中から、もっともそれらしいものを選びます。
ここでは、選択肢の中から一番近い2208本か2294本あたりが妥当と考えられます。
2002年から2005年の国内線発着数の平均を計算してみます。
(3346+2729+2916+2312)/4=11303/4=2825.75(3346 + 2729 + 2916 + 2312) / 4 = 11303 / 4 = 2825.75
2006年の国内線の本数もこの平均値に近いと仮定します。
しかし選択肢には近い値がありません。
過去の傾向として、減少傾向にあると判断すると、2005年の2312本より少ない値が適切です。選択肢の中で最も近いのは、1726本, 1934本, 2088本, 2208本, 2294本ですが、減少幅が急激すぎるので、2000本台が妥当と考えられます。
2002年から2005年までの変化量から、2006年の値を予測します。
2002年: 3346
2003年: 2729 (3346 - 2729 = 617 減少)
2004年: 2916 (2729 + 187 = 2916 増加)
2005年: 2312 (2916 - 604 = 2312 減少)
減少と増加を繰り返しているため、単純な線形予測は難しいです。しかし、全体的に減少傾向が見られるため、2005年の2312本よりも少ない本数になる可能性が高いと考えられます。選択肢の中で2312本よりも少ないのは、1726本、1934本、2088本、2208本です。
ここで、2003年と2005年に大きく減少していることを考慮すると、2006年はそれほど大きく減少せず、2200本前後になると考えられます。したがって、2208本が最も適切な推測値と考えられます。

3. 最終的な答え

2208本

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