25人の上体起こしの記録のヒストグラムが与えられており、たまきさんの記録は19回、しょうまさんの記録は28回である。 (1) たまきさんの記録の入る階級の階級値を求める。 (2) 中央値の入る階級の相対度数を$A$、しょうまさんの記録の入る階級の相対度数を$B$とする。$A-B$を計算すると、どのようなことが言えるか。ア~ウの中から正しいものを選び、$A, B$をそれぞれ小数で表し、選んだものが正しい理由を説明する。 ア. $A-B>0$である。 イ. $A-B=0$である。 ウ. $A-B<0$である。
2025/6/23
1. 問題の内容
25人の上体起こしの記録のヒストグラムが与えられており、たまきさんの記録は19回、しょうまさんの記録は28回である。
(1) たまきさんの記録の入る階級の階級値を求める。
(2) 中央値の入る階級の相対度数を、しょうまさんの記録の入る階級の相対度数をとする。を計算すると、どのようなことが言えるか。ア~ウの中から正しいものを選び、をそれぞれ小数で表し、選んだものが正しい理由を説明する。
ア. である。
イ. である。
ウ. である。
2. 解き方の手順
(1) たまきさんの記録は19回なので、ヒストグラムから、16回以上20回以下の階級に入ることがわかる。
したがって、たまきさんの記録の入る階級の階級値は16回以上20回以下。
(2)
まず、中央値の入る階級を求める。
ヒストグラムから、各階級の人数は以下の通り。
- 12回以上16回未満: 2人
- 16回以上20回未満: 5人
- 20回以上24回未満: 7人
- 24回以上28回未満: 8人
- 28回以上32回未満: 2人
- 32回以上36回未満: 1人
合計25人。
中央値は13番目の人の記録が入る階級である。
- 12回以上16回未満: 2人
- 12回以上20回未満: 2 + 5 = 7人
- 12回以上24回未満: 7 + 7 = 14人
したがって、中央値は20回以上24回未満の階級に入る。
中央値の入る階級の人数は7人なので、相対度数は、
しょうまさんの記録は28回なので、ヒストグラムから、28回以上32回以下の階級に入ることがわかる。
しょうまさんの記録の入る階級の人数は2人なので、相対度数は、
したがって、である。
理由: 中央値の入る階級の人数は7人で相対度数は0.28、しょうまさんの記録の入る階級の人数は2人で相対度数は0.08。したがって、である。
3. 最終的な答え
(1) 16回以上20回以下
(2) ア
A = 0.28
B = 0.08
中央値の入る階級の相対度数は0.28であり、しょうまさんの記録の入る階級の相対度数は0.08である。したがって、A - B = 0.28 - 0.08 = 0.2 > 0である。