三角形ABCにおいて、角Aが60度、辺aの長さが$2\sqrt{3}$であるとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理角度辺の長さ
2025/6/23

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、角Aが60度、辺aの長さが232\sqrt{3}であるとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

外接円の半径を求めるには、正弦定理を利用します。正弦定理は、三角形の各辺の長さとその対角の正弦の比が、外接円の直径に等しいという定理です。
すなわち、以下のようになります。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
ここで、RRは外接円の半径です。問題で与えられているのは、aaAAの値なので、これらを正弦定理に代入すれば、RRを求めることができます。
今回は asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R の関係を使います。
a=23a = 2\sqrt{3}
A=60A = 60^{\circ}
sin60=32\sin 60^{\circ} = \frac{\sqrt{3}}{2}
したがって、
2332=2R\frac{2\sqrt{3}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
23×23=2R2\sqrt{3} \times \frac{2}{\sqrt{3}} = 2R
4=2R4 = 2R
R=2R = 2

3. 最終的な答え

外接円の半径は2です。

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