$\triangle ABC$において、頂点Bから対辺CAに垂線BHを下ろしたとき、$\triangle AHB$および$\triangle CHB$について、$BH$の長さをそれぞれ求め、それらを用いて正弦定理が成り立つかを確認する。具体的には、空欄ア、イを埋める。

幾何学三角形正弦定理三角比垂線
2025/6/23

1. 問題の内容

ABC\triangle ABCにおいて、頂点Bから対辺CAに垂線BHを下ろしたとき、AHB\triangle AHBおよびCHB\triangle CHBについて、BHBHの長さをそれぞれ求め、それらを用いて正弦定理が成り立つかを確認する。具体的には、空欄ア、イを埋める。

2. 解き方の手順

まず、AHB\triangle AHBに注目する。AHB=90\angle AHB=90^\circであるから、sinA=BHAB\sin A = \frac{BH}{AB}が成り立つ。AB=cAB=cより、BH=csinABH = c \sin A。したがって、アに入る値はcsinAc\sin Aである。
次に、csinA=asinCc \sin A = a \sin Cが成り立つので、両辺をsinAsinC\sin A \sin Cで割ると、
csinC=asinA\frac{c}{\sin C} = \frac{a}{\sin A}
を得る。したがって、イに入る値はcsinC\frac{c}{\sin C}である。

3. 最終的な答え

ア:csinAc \sin A
イ:csinC\frac{c}{\sin C}

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