与えられた2直線が、それぞれ平行であるか垂直であるかを判定する問題です。具体的には以下の4つの問題があります。 (1) $y=2x+3$, $y=2x-4$ (2) $y=3x+4$, $y=-\frac{1}{3}x+5$ (3) $5x-7y+2=0$, $7x+5y-6=0$ (4) $6x-4y+3=0$, $9x-6y+4=0$

幾何学直線平行垂直点と直線の距離座標幾何
2025/3/10
## 問題6

1. **問題の内容**

与えられた2直線が、それぞれ平行であるか垂直であるかを判定する問題です。具体的には以下の4つの問題があります。
(1) y=2x+3y=2x+3, y=2x4y=2x-4
(2) y=3x+4y=3x+4, y=13x+5y=-\frac{1}{3}x+5
(3) 5x7y+2=05x-7y+2=0, 7x+5y6=07x+5y-6=0
(4) 6x4y+3=06x-4y+3=0, 9x6y+4=09x-6y+4=0

2. **解き方の手順**

* **平行の条件:** 2直線の傾きが等しいとき、2直線は平行です。
* **垂直の条件:** 2直線の傾きの積が-1であるとき、2直線は垂直です。
各問題について、以下の手順で判定します。
(1) 2直線の傾きを比較する。傾きが等しい場合は平行、傾きの積が-1の場合は垂直、どちらでもない場合は平行でも垂直でもない。
(2) 一般形 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の直線の場合、傾きは ab-\frac{a}{b} で求められる。
**各問題の解答:**
(1)
y=2x+3y=2x+3 の傾きは2。y=2x4y=2x-4 の傾きは2。
傾きが等しいので、平行。
(2)
y=3x+4y=3x+4 の傾きは3。y=13x+5y=-\frac{1}{3}x+5 の傾きは13-\frac{1}{3}
傾きの積は 3×(13)=13 \times (-\frac{1}{3}) = -1 なので、垂直。
(3)
5x7y+2=05x-7y+2=0 の傾きは 57=57-\frac{5}{-7} = \frac{5}{7}
7x+5y6=07x+5y-6=0 の傾きは 75-\frac{7}{5}
傾きの積は 57×(75)=1\frac{5}{7} \times (-\frac{7}{5}) = -1 なので、垂直。
(4)
6x4y+3=06x-4y+3=0 の傾きは 64=32-\frac{6}{-4} = \frac{3}{2}
9x6y+4=09x-6y+4=0 の傾きは 96=32-\frac{9}{-6} = \frac{3}{2}
傾きが等しいので、平行。

3. **最終的な答え**

(1) 平行
(2) 垂直
(3) 垂直
(4) 平行
## 問題7

1. **問題の内容**

与えられた点と直線の距離を求める問題です。具体的には以下の2つの問題があります。
(1) 点(0, 0), 直線 4x+3y12=04x+3y-12=0
(2) 点(2, 1), 直線 x+2y3=0x+2y-3=0

2. **解き方の手順**

(x1,y1)(x_1, y_1) と直線 ax+by+c=0ax+by+c=0 の距離 dd は、以下の公式で求められます。
d=ax1+by1+ca2+b2d = \frac{|ax_1+by_1+c|}{\sqrt{a^2+b^2}}
各問題について、この公式を適用します。
**各問題の解答:**
(1)
点(0, 0), 直線 4x+3y12=04x+3y-12=0 の場合、
d=4(0)+3(0)1242+32=1216+9=1225=125d = \frac{|4(0)+3(0)-12|}{\sqrt{4^2+3^2}} = \frac{|-12|}{\sqrt{16+9}} = \frac{12}{\sqrt{25}} = \frac{12}{5}
(2)
点(2, 1), 直線 x+2y3=0x+2y-3=0 の場合、
d=1(2)+2(1)312+22=2+231+4=15=15=55d = \frac{|1(2)+2(1)-3|}{\sqrt{1^2+2^2}} = \frac{|2+2-3|}{\sqrt{1+4}} = \frac{|1|}{\sqrt{5}} = \frac{1}{\sqrt{5}} = \frac{\sqrt{5}}{5}

3. **最終的な答え**

(1) 125\frac{12}{5}
(2) 55\frac{\sqrt{5}}{5}

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