(1) まず、2次関数を平方完成する。
y=x2+(2a−b)x+a2+1 y=(x+a−2b)2−(a−2b)2+a2+1 y=(x+a−2b)2−(a2−ab+4b2)+a2+1 y=(x+a−2b)2+ab−4b2+1 したがって、グラフGの頂点の座標は
(−a+2b,ab−4b2+1) よって、ア: 2b, イ: −4b2 (2) グラフGが点(-1, 6)を通るので、
6=(−1)2+(2a−b)(−1)+a2+1 6=1−2a+b+a2+1 a2−2a+b−4=0 b=−a2+2a+4 −a2+2a+4>0 a2−2a−4<0 (a−1)2−5<0 (a−1)2<5 −5<a−1<5 1−5<a<1+5 ここでbの最大値を求める。
b=−a2+2a+4=−(a−1)2+5 aは正の実数なので、0<a<1+5 bの最大値はa=1のとき b=−1+2+4=5 したがって、bの取りうる値の最大値は5である。また、そのときのaの値は1である。
b=5, a=1 のとき、
y=x2+(2−5)x+1+1=x2−3x+2 y=(x−23)2−49+2=(x−23)2−41 y=x2 のグラフをx軸方向に 23, y軸方向に −41 だけ平行移動したものである。