3次方程式 $x^3 + 4x^2 + x - 6 = 0$ を解く問題です。

代数学三次方程式因数定理因数分解解の公式
2025/6/24

1. 問題の内容

3次方程式 x3+4x2+x6=0x^3 + 4x^2 + x - 6 = 0 を解く問題です。

2. 解き方の手順

3次方程式を解くために、因数定理を利用します。
まず、与えられた方程式を f(x)=x3+4x2+x6f(x) = x^3 + 4x^2 + x - 6 と置きます。
f(1)=13+4(1)2+16=1+4+16=0f(1) = 1^3 + 4(1)^2 + 1 - 6 = 1 + 4 + 1 - 6 = 0 であるため、x1x-1f(x)f(x) の因数となります。
次に、f(x)f(x)x1x-1 で割ります。
筆算を行うと、
x3+4x2+x6=(x1)(x2+5x+6)x^3 + 4x^2 + x - 6 = (x-1)(x^2 + 5x + 6)
となります。
したがって、
f(x)=(x1)(x2+5x+6)=0f(x) = (x-1)(x^2 + 5x + 6) = 0
となります。
次に、2次方程式 x2+5x+6=0x^2 + 5x + 6 = 0 を解きます。
これは因数分解でき、x2+5x+6=(x+2)(x+3)=0x^2 + 5x + 6 = (x+2)(x+3) = 0 となります。
したがって、x=2,3x = -2, -3 が解です。
以上より、x3+4x2+x6=0x^3 + 4x^2 + x - 6 = 0 の解は、x=1,2,3x = 1, -2, -3 となります。

3. 最終的な答え

x=1,-2,-3

「代数学」の関連問題

与えられた6つの行列式の値を計算する問題です。

行列式線形代数
2025/6/25

問題4(8)は、公差が-3、第5項が-2である等差数列において、-326という項が第何項かを求める問題です。

等差数列数列一般項線形代数
2025/6/25

与えられた6つの行列式の値を計算する問題です。

行列式線形代数行列式の計算
2025/6/25

与えられた置換の積を計算する問題です。具体的には、以下の4つの問題を解きます。 (1) $\begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 \\ 3 & 1 & 2 \end{pmatrix} \b...

置換群論置換の積
2025/6/25

与えられた関数 $y = (x+2)^4 - 1$ について、特に何か指示があるわけではないので、この関数の特徴について考察します。

関数4次関数グラフ平行移動定義域値域頂点切片
2025/6/25

正の整数 $X$, $Y$, $Z$ があり、その和は10、つまり $X + Y + Z = 10$ である。 [問い] $Z$ はいくつか。 条件ア: $X$ と $Y$ の積は15、つまり $XY...

方程式連立方程式整数の性質解の探索
2025/6/25

ある商品を定価の20%引きで売ったとき、その商品の定価はいくらになるかを問う問題です。アとイの情報から、それぞれ単独で定価が求められるか、あるいは両方の情報が必要かを判断します。 ア:54円の利益が得...

文章問題方程式利益割引
2025/6/25

実数を成分とする $m \times n$ 行列全体のなすベクトル空間 $M(m, n)$ において、$(A, B) = tr(A^T B)$ で定義される演算が内積であることを示す。

線形代数内積行列ベクトル空間トレース正定値性対称性斉次性加法性
2025/6/25

$(\frac{1}{2})^{30}$ を小数で表したとき、小数第何位に初めて0でない数字が現れるかを求める問題です。ただし、$\log_{10}2 = 0.3010$ であるとします。

対数指数常用対数桁数
2025/6/25

与えられた7つの式を因数分解します。 (1) $m^2ab - 3ma^2b$ (2) $36a^2 - 25b^2$ (3) $x^2 - 8x - 20$ (4) $2x^2 + 7x + 6$ ...

因数分解多項式たすき掛け共通因数
2025/6/25