ある商品を定価の20%引きで売ったとき、その商品の定価はいくらになるかを問う問題です。アとイの情報から、それぞれ単独で定価が求められるか、あるいは両方の情報が必要かを判断します。 ア:54円の利益が得られた。 イ:定価で売ったときに比べ、126円利益が減った。
2025/6/25
1. 問題の内容
ある商品を定価の20%引きで売ったとき、その商品の定価はいくらになるかを問う問題です。アとイの情報から、それぞれ単独で定価が求められるか、あるいは両方の情報が必要かを判断します。
ア:54円の利益が得られた。
イ:定価で売ったときに比べ、126円利益が減った。
2. 解き方の手順
まず、定価を 、原価を とします。
- 情報アについて:
20%引きで売ったときの金額は です。
このとき、利益は54円なので、 という式が成り立ちます。
この式だけでは、 と の2つの変数があり、定価 を求めることはできません。
- 情報イについて:
定価で売った場合と20%引きで売った場合の利益の差が126円です。
定価で売った場合の利益は です。
20%引きで売った場合の利益は です。
よって、 という式が成り立ちます。
これを整理すると、 となり、 となります。
この式から、 となり、定価を求めることができます。
- 結論:
情報アだけでは定価を求めることはできませんが、情報イだけで定価を求めることができます。
3. 最終的な答え
B イだけで分かるが、アだけでは分からない