整式 $P(x) = 2x^3 + x^2 - 4x - 3$ を、次の1次式で割ったときの余りを求める問題です。 (1) $x-1$ で割ったときの余り (2) $x+2$ で割ったときの余り

代数学多項式剰余の定理因数定理割り算
2025/6/24

1. 問題の内容

整式 P(x)=2x3+x24x3P(x) = 2x^3 + x^2 - 4x - 3 を、次の1次式で割ったときの余りを求める問題です。
(1) x1x-1 で割ったときの余り
(2) x+2x+2 で割ったときの余り

2. 解き方の手順

(1) x1x-1 で割ったときの余りを求めます。剰余の定理より、P(1)P(1) が余りとなります。
P(1)=2(1)3+(1)24(1)3P(1) = 2(1)^3 + (1)^2 - 4(1) - 3
P(1)=2+143P(1) = 2 + 1 - 4 - 3
P(1)=37P(1) = 3 - 7
P(1)=4P(1) = -4
(2) x+2x+2 で割ったときの余りを求めます。剰余の定理より、P(2)P(-2) が余りとなります。
P(2)=2(2)3+(2)24(2)3P(-2) = 2(-2)^3 + (-2)^2 - 4(-2) - 3
P(2)=2(8)+4+83P(-2) = 2(-8) + 4 + 8 - 3
P(2)=16+4+83P(-2) = -16 + 4 + 8 - 3
P(2)=16+123P(-2) = -16 + 12 - 3
P(2)=43P(-2) = -4 - 3
P(2)=7P(-2) = -7

3. 最終的な答え

(1) x1x-1 で割ったときの余りは 4-4 です。
(2) x+2x+2 で割ったときの余りは 7-7 です。

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