まず、2n+1+32n−1 を式変形します。 2n+1+32n−1=2n+1+32n⋅3−1=2n+1+31(32)n=2n+1+319n ここで、9nを(7+2)nと見て、二項定理を適用します。 (7+2)n=∑k=0nnCk7n−k2k=nC07n+nC17n−121+⋯+nCn−1712n−1+nCn2n (7+2)n=7(nC07n−1+nC17n−221+⋯+nCn−12n−1)+2n ここで、7(nC07n−1+nC17n−221+⋯+nCn−12n−1)=7Kとします。 (Kは整数) したがって、(7+2)n=7K+2n となります。 元の式に戻ると、2n+1+31(7K+2n)=2n+1+37K+32n =2⋅2n+37K+32n=36⋅2n+37K+32n=37⋅2n+37K=37(2n+K) ここで計算間違いがあったか、問題文の意図と異なる二項定理の使い方をしている可能性があります。
2n+1+32n−1=2n+1+31(9n) 9n=(2+7)n=∑k=0n(kn)2n−k7k=2n+∑k=1n(kn)2n−k7k=2n+7∑k=1n(kn)2n−k7k−1 9n=2n+7L(Lは整数) 2n+1+32n−1=2n+1+31(2n+7L)=2⋅2n+312n+37L=372n+37L=37(2n+L) この形では7の倍数であることを示すことはできません。
別の方法で考えます。
2n+1+32n−1=2n+1+39n=32⋅3⋅2n+9n=36⋅2n+9n n=1のとき、21+1+32⋅1−1=22+31=4+3=7 n=2のとき、22+1+32⋅2−1=23+33=8+27=35=7⋅5 n=3のとき、23+1+32⋅3−1=24+35=16+243=259=7⋅37 数学的帰納法で証明します。