三角形の内部を表す不等式を求めるには、まず三角形の各辺を表す直線の方程式を求め、その直線によって分けられる領域のうち、三角形の内部に対応する不等式を定める。
傾きは (5−0)/(0−(−3))=5/3 である。 y=(5/3)x+5 3y=5x+15 5x−3y+15=0 傾きは (2−0)/(3−(−3))=2/6=1/3 である。 y=(1/3)(x+3) x−3y+3=0 傾きは (5−2)/(0−3)=3/(−3)=−1 である。 x+y−5=0 次に、各直線によって分けられる領域のうち、三角形の内部に対応する不等式を判定する。点(1,1)は三角形の内部にあるので、この点が満たす不等号を調べる。 (1) AB: 5x−3y+15>0 or 5x−3y+15<0. x=1,y=1 を代入すると 5(1)−3(1)+15=5−3+15=17>0. したがって、5x−3y+15>0 (2) BC: x−3y+3>0 or x−3y+3<0. x=1,y=1 を代入すると 1−3(1)+3=1−3+3=1>0. したがって、x−3y+3>0 (3) CA: x+y−5>0 or x+y−5<0. x=1,y=1 を代入すると 1+1−5=−3<0. したがって、x+y−5<0