直線 $l: y = -\frac{1}{3}x + \frac{8}{3}$ と、直線 $l$ 上の $x$ 座標が $-4$ である点 $P$ を通り、傾きが $-2$ である直線 $m$ がある。2直線 $l, m$ と $x$ 軸との交点をそれぞれ $A, B$ とするとき、以下の問いに答える。 (1) 直線 $m$ の式を求める。 (2) $\triangle ABP$ の面積を求める。

幾何学直線座標平面交点面積一次関数
2025/6/24

1. 問題の内容

直線 l:y=13x+83l: y = -\frac{1}{3}x + \frac{8}{3} と、直線 ll 上の xx 座標が 4-4 である点 PP を通り、傾きが 2-2 である直線 mm がある。2直線 l,ml, mxx 軸との交点をそれぞれ A,BA, B とするとき、以下の問いに答える。
(1) 直線 mm の式を求める。
(2) ABP\triangle ABP の面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) まず、点 PP の座標を求める。直線 ll の式に x=4x = -4 を代入すると、
y=13(4)+83=43+83=123=4y = -\frac{1}{3}(-4) + \frac{8}{3} = \frac{4}{3} + \frac{8}{3} = \frac{12}{3} = 4
したがって、点 PP の座標は (4,4)(-4, 4) である。
次に、傾きが 2-2 で点 (4,4)(-4, 4) を通る直線 mm の式を求める。
直線の方程式を y=ax+by = ax + b とおくと、a=2a = -2 であるから、y=2x+by = -2x + b となる。
この直線が点 (4,4)(-4, 4) を通るので、代入すると、
4=2(4)+b4 = -2(-4) + b
4=8+b4 = 8 + b
b=4b = -4
したがって、直線 mm の式は y=2x4y = -2x - 4 である。
(2) まず、点 AA の座標を求める。点 AA は直線 llxx 軸との交点であるので、y=0y = 0 を直線 ll の式に代入すると、
0=13x+830 = -\frac{1}{3}x + \frac{8}{3}
13x=83\frac{1}{3}x = \frac{8}{3}
x=8x = 8
したがって、点 AA の座標は (8,0)(8, 0) である。
次に、点 BB の座標を求める。点 BB は直線 mmxx 軸との交点であるので、y=0y = 0 を直線 mm の式に代入すると、
0=2x40 = -2x - 4
2x=42x = -4
x=2x = -2
したがって、点 BB の座標は (2,0)(-2, 0) である。
ABP\triangle ABP の面積を求める。底辺を ABAB とすると、底辺の長さは 8(2)=108 - (-2) = 10 である。高さは点 PPyy 座標である 44 である。
ABP\triangle ABP の面積は、12×10×4=20\frac{1}{2} \times 10 \times 4 = 20 である。

3. 最終的な答え

(1) y=2x4y = -2x - 4
(2) 2020

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