1辺の長さが3cmのひし形ABCDにおいて、対角線BDの長さが4cmであるとき、対角線ACの長さを求める。

幾何学ひし形正六角形三角形三平方の定理三角比角の二等分線の定理
2025/3/30
## 問題の解答
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1. 問題の内容

1辺の長さが3cmのひし形ABCDにおいて、対角線BDの長さが4cmであるとき、対角線ACの長さを求める。

2. 解き方の手順

ひし形の対角線は互いに垂直に二等分するので、対角線の交点をOとすると、三角形ABOは直角三角形である。
BOの長さはBDの半分なので、BO = 2cm。
ABの長さは3cmなので、三平方の定理より、
AO2+BO2=AB2AO^2 + BO^2 = AB^2
AO2+22=32AO^2 + 2^2 = 3^2
AO2=94=5AO^2 = 9 - 4 = 5
AO=5AO = \sqrt{5}
ACの長さはAOの2倍なので、 AC=25AC = 2\sqrt{5} cmとなる。

3. 最終的な答え

252\sqrt{5} cm
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1. 問題の内容

1辺の長さが8cmである正六角形の面積を求める。

2. 解き方の手順

正六角形は、正三角形6個に分割できる。1つの正三角形の面積を求めて、それを6倍すれば良い。
1辺が8cmの正三角形の面積は、S=34a2S = \frac{\sqrt{3}}{4} a^2 で計算できる。ここで a=8a = 8 cmである。
したがって、S=34×82=34×64=163S = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 8^2 = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 64 = 16\sqrt{3}
正六角形の面積は、6S=6×163=9636S = 6 \times 16\sqrt{3} = 96\sqrt{3} cm2^2となる。

3. 最終的な答え

96396\sqrt{3} cm2^2
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1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、辺AB = 6cm, 辺BC = 10cm, 角B = 60°のとき、三角形ABCの面積を求める。

2. 解き方の手順

三角形の面積は、S=12absinCS = \frac{1}{2}ab\sin{C}で求められる。
今回は、辺AB = 6cm, 辺BC = 10cm, 角B = 60°なので、
S=12×6×10×sin60=12×60×32=153S = \frac{1}{2} \times 6 \times 10 \times \sin{60^\circ} = \frac{1}{2} \times 60 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 15\sqrt{3} cm2^2となる。

3. 最終的な答え

15315\sqrt{3} cm2^2
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1. 問題の内容

∠C=90°の直角三角形ABCにおいて、∠Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。BD=2cm, DC=1cmのとき、辺ACの長さを求める。

2. 解き方の手順

角の二等分線の定理より、AB:AC=BD:DCAB:AC = BD:DC が成り立つ。
AB:AC=2:1AB:AC = 2:1 なので、AB=2ACAB = 2AC
三角形ABCは直角三角形なので、三平方の定理より、AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2 が成り立つ。
BC=BD+DC=2+1=3BC = BD + DC = 2 + 1 = 3 なので、AB2=AC2+32AB^2 = AC^2 + 3^2
AB=2ACAB = 2AC を代入して、(2AC)2=AC2+9(2AC)^2 = AC^2 + 9
4AC2=AC2+94AC^2 = AC^2 + 9
3AC2=93AC^2 = 9
AC2=3AC^2 = 3
AC=3AC = \sqrt{3} cmとなる。

3. 最終的な答え

3\sqrt{3} cm

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