大きさが互いに異なる3つのサイコロを同時に投げます。 (1) 3つのサイコロの出た目の積が2の倍数となる場合の数を求めます。 (2) 3つのサイコロの出た目の積が3の倍数となる場合の数を求めます。 (3) 3つのサイコロの出た目の積が6の倍数となる場合の数を求めます。
2025/6/24
1. 問題の内容
大きさが互いに異なる3つのサイコロを同時に投げます。
(1) 3つのサイコロの出た目の積が2の倍数となる場合の数を求めます。
(2) 3つのサイコロの出た目の積が3の倍数となる場合の数を求めます。
(3) 3つのサイコロの出た目の積が6の倍数となる場合の数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 3つのサイコロの出た目の積が2の倍数となるのは、少なくとも1つのサイコロの目が偶数である場合です。
すべての目の出方の総数は 通りです。
すべての目が奇数である場合(つまり、奇数奇数奇数)は、 通りです。
したがって、少なくとも1つの目が偶数である場合は、 通りとなります。
(2) 3つのサイコロの出た目の積が3の倍数となるのは、少なくとも1つのサイコロの目が3の倍数(3または6)である場合です。
すべての目の出方の総数は 通りです。
3の倍数でない目(1, 2, 4, 5)が出る場合は、 通りです。
したがって、少なくとも1つの目が3の倍数である場合は、 通りとなります。
(3) 3つのサイコロの出た目の積が6の倍数となるのは、2の倍数かつ3の倍数となる場合です。
これは、すべての目の出方の総数から、2の倍数でない場合と3の倍数でない場合を引くことで求めることができますが、2の倍数でなくかつ3の倍数でない場合を二重に引いているので、それを足し戻す必要があります。
2の倍数でない場合は、奇数が出るときなので、1, 3, 5の3通り。
3の倍数でない場合は、1, 2, 4, 5の4通り。
2の倍数でなく、かつ3の倍数でない場合は、1, 5の2通り。
なので、
通りとなります。
あるいは、
(1)より、2の倍数である出方は189通り。
(2)より、3の倍数である出方は152通り。
2の倍数かつ3の倍数でない出方は奇数で3の倍数でないもの(1,5)の組み合わせなので通り
3の倍数かつ2の倍数でない出方は奇数で3の倍数(3)の組み合わせなので通りではないので、誤りです。
2の倍数でないかつ3の倍数でない出方は、通り。
2の倍数かつ3の倍数である出方は、
3. 最終的な答え
(1) 189通り
(2) 152通り
(3) 133通り