この問題は、順列組み合わせに関する複数の小問から構成されています。具体的には、 * `medicine`という単語の文字を並び替える場合の数 * 最短経路を通る場合の数 * グループからの人数の選び方 * 特定の人が選ばれる場合の数 を計算する問題です。
2025/6/25
1. 問題の内容
この問題は、順列組み合わせに関する複数の小問から構成されています。具体的には、
* `medicine`という単語の文字を並び替える場合の数
* 最短経路を通る場合の数
* グループからの人数の選び方
* 特定の人が選ばれる場合の数
を計算する問題です。
2. 解き方の手順
(5) `medicine` の文字の並び替え
* (1) 全ての並べ方:`medicine` は8文字ですが、`i`が2つ、`e`が2つあるので、 を計算します。
なので、 通り
* (2) 子音 m, d, c, n がこの順に並ぶもの:8文字を並べる順列で、子音の並び順が固定されているため、子音を区別しないものとして考えます。
まず、全て並べる場合の数は 通りです。m, d, c, nの4文字の並び方は4! = 24通りですが、このうち指定された並び方は1通りなので、 を掛けて計算します。
通り
(6) 街路の最短経路
* (1) AからBまでの最短経路:AからBまで行くには、右に6回、上に3回移動する必要があります。合計9回の移動のうち、右への移動6回と上への移動3回を選ぶ組み合わせを考えます。これは または で計算できます。
通り **計算ミスがあります。**
通り。
問題文中の計算は
84 * 6 = 504 なので問題文中の計算結果は合っています。
* (2) PとQを通らない場合:AからBへの経路からPとQを通る経路を引きます。
AからPへは右2回、上1回なので 通り。
QからBへは右4回、上2回なので 通り。
PからQへは右1回、上1回なので 通り。
したがってAからPを経由してQを経由してBへ行く経路は 通り。
PとQを通らないAからBへの経路は 通りとなり矛盾が生じます。
AからBまでの経路は84通りでした。
AからPまでの経路は3通り、QからBまでの経路は15通り。
AからPまでの経路は、右に2回、上に1回進む。
PからQまでの経路は、右に1回、上に1回進む。
QからBまでの経路は、右に3回、上に1回進む。
したがって、AからBまでPとQを通らずに行く経路は、AからBへの経路全体から、AからPを通ってQを通ってBに行く経路を引いたものである。
計算し直します。AからBへの最短経路は 通り。
AからPまでの経路は 通り。
PからQまでの経路は 通り。
QからBまでの経路は 通り。
AからPを通ってQを通ってBに行く経路は 通り。
AからBまでPとQを通らずに行く経路は 通り。
**問題文中の解答は間違っています。**
(7) グループからの人数の選び方
* (1) 全体の選び方:A組6人、B組4人から3人を選ぶので、合計10人から3人を選ぶことになります。
通り
* (2) A組から2人、B組から1人選ぶ:A組から2人を選ぶ組み合わせは 通り。B組から1人を選ぶ組み合わせは 通り。したがって、全体の組み合わせは 通り。
**問題文中の解答は間違っています。**
(8) 委員の選び方
* (1) 特定の1人が選ばれる:15人から4人の委員を選ぶとき、特定の1人が必ず選ばれるということは、残りの14人から3人を選ぶことになります。
通り
* (2) 特定の2人A, Bが選ばれる:15人から4人の委員を選ぶとき、特定の2人が必ず選ばれるということは、残りの13人から2人を選ぶことになります。
通り
3. 最終的な答え
(5)
* (1) 10080通り
* (2) 420通り
(6)
* (1) 84通り
* (2) 60通り
(7)
* (1) 120通り
* (2) 60通り
(8)
* (1) 364通り
* (2) 78通り