(1) $(\bigcirc + \Box) \div \frac{1}{2}xy = 6x - 14$ において、$\bigcirc$ と $\Box$ に当てはまる式を求める。 (2) $(x+a)(x-b) = x^2 + cx - 24$ において、$a, b, c$ が全て自然数であるとき、$a$ に当てはまる数を全て求める。

代数学式の計算因数分解方程式
2025/6/25

1. 問題の内容

(1) (+)÷12xy=6x14(\bigcirc + \Box) \div \frac{1}{2}xy = 6x - 14 において、\bigcirc\Box に当てはまる式を求める。
(2) (x+a)(xb)=x2+cx24(x+a)(x-b) = x^2 + cx - 24 において、a,b,ca, b, c が全て自然数であるとき、aa に当てはまる数を全て求める。

2. 解き方の手順

(1) まず、(+)÷12xy=6x14(\bigcirc + \Box) \div \frac{1}{2}xy = 6x - 14 を変形する。
両辺に 12xy\frac{1}{2}xy を掛けると、
+=(6x14)×12xy\bigcirc + \Box = (6x - 14) \times \frac{1}{2}xy
+=3x2y7xy\bigcirc + \Box = 3x^2y - 7xy
ここで、\bigcirc\Box は何でも良いので、例えば =3x2y\bigcirc = 3x^2y=7xy\Box = -7xy とすれば良い。別の例として、=0\bigcirc = 0=3x2y7xy\Box = 3x^2y - 7xy でも良い。
問題文に特に指定がないので、\bigcirc\Box は一意に定まらない。しかし、最も単純な解答として =3x2y\bigcirc = 3x^2y=7xy\Box = -7xy とする。
(2) (x+a)(xb)=x2+cx24(x+a)(x-b) = x^2 + cx - 24 を展開すると、
x2+(ab)xab=x2+cx24x^2 + (a-b)x - ab = x^2 + cx - 24
よって、ab=ca-b = c かつ ab=24ab = 24 である。
ab=24ab = 24 を満たす自然数の組 (a,b)(a, b) は、
(1,24),(2,12),(3,8),(4,6),(6,4),(8,3),(12,2),(24,1)(1, 24), (2, 12), (3, 8), (4, 6), (6, 4), (8, 3), (12, 2), (24, 1) である。
このとき、c=abc = a - b であるから、cc はそれぞれ
124=231 - 24 = -23,
212=102 - 12 = -10,
38=53 - 8 = -5,
46=24 - 6 = -2,
64=26 - 4 = 2,
83=58 - 3 = 5,
122=1012 - 2 = 10,
241=2324 - 1 = 23 となる。
a,b,ca, b, c は全て自然数であるから、c>0c > 0 となる必要がある。
したがって、
(a,b,c)=(6,4,2),(8,3,5),(12,2,10),(24,1,23)(a, b, c) = (6, 4, 2), (8, 3, 5), (12, 2, 10), (24, 1, 23) である。
よって、a=6,8,12,24a = 6, 8, 12, 24 である。

3. 最終的な答え

(1) =3x2y\bigcirc = 3x^2y, =7xy\Box = -7xy
(2) a=6,8,12,24a = 6, 8, 12, 24

「代数学」の関連問題

$x+y = \sqrt{6}$ かつ $xy = 2$ のとき、(1) $x^2 + y^2$ と (2) $\frac{2}{x} + \frac{2}{y}$ の値を求めよ。

式の計算代入平方根
2025/6/25

以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、それぞれの実数解(もし存在すれば)を求めよ。 (i) $y = x^2$ (ii) $y = x^2 + 1$ (iii) $y = x^2 - 1$ 方程式...

二次関数放物線グラフ実数解零点平行移動線対称
2025/6/25

次の4つの式を、公式を用いて展開する問題です。 (1) $(3x-2y)(x+5y)$ (2) $(5a+4b)(5a-4b)$ (3) $(a+b-2c)^2$ (4) $(x+2y)^2(x-2y...

展開多項式公式
2025/6/25

与えられた等比数列について、以下の条件から初項と公比を求めます。 (1) 初めの2項の和が-2、次の2項の和が-8 (2) 初項から第3項までの和が3、第4項から第6項までの和が-24

等比数列連立方程式数列の和公比初項
2025/6/25

ある等差数列の初項から第 $n$ 項までの和を $S_n$ とするとき、$S_{10} = 100$、$S_{20} = 400$ である。この数列の初項から第30項までの和 $S_{30}$ を求め...

等差数列数列等差数列の和
2025/6/25

与えられた式 $ (1-x)S = 1 + 3(x + x^2 + ... + x^{n-1}) $ を変形して $ S $ を求める問題です。途中の計算過程と最終的な $ S $ の式が与えられてい...

等比数列式の変形分数式
2025/6/25

画像に書かれている $S$ の値を求める問題です。具体的には、以下の式で表される $S$ を求めることになります。 $S = \frac{1 + 2x - (3n + 1)x^n + (3n - 2)...

数列の和代数式式変形公式
2025/6/25

与えられた式を計算し、Sを求める問題です。 式1: $\frac{1+2x-(3n+1)x^n+(3n-2)x^{n+1}}{1-x}$ 式2: $S=\frac{1+2x-(3n+1)x^n+(3n...

分数式式の計算多項式
2025/6/25

2つの不等式 $3|x| - |x-2| \le 8$ (これを不等式①とする) と $2x + 7 \ge 0$ (これを不等式②とする) について考える。絶対値を含む不等式①の解を求める問題。

絶対値不等式連立不等式
2025/6/25

多項式 $A = x^6 - 6x^5 + 15x^4 - 19x^3 + 12x^2 - 3x$ が与えられている。 $t = x^3 - 3x^2 + 3x$ とおいたとき、 (1) $A$ を ...

多項式因数分解式の計算値の代入
2025/6/25