絶対値を含む不等式を解くためには、絶対値の中身の符号で場合分けを行います。
場合1: 2x−4≥0 のとき、つまり x≥2 のとき。 このとき、∣2x−4∣=2x−4 なので、不等式は 2x−4≤x となります。 これを解くと、x≤4 となります。 したがって、x≥2 かつ x≤4 より、2≤x≤4 が得られます。 場合2: 2x−4<0 のとき、つまり x<2 のとき。 このとき、∣2x−4∣=−(2x−4)=−2x+4 なので、不等式は −2x+4≤x となります。 これを解くと、3x≥4 より、x≥34 となります。 したがって、x<2 かつ x≥34 より、34≤x<2 が得られます。 場合1と場合2を合わせると、34≤x≤4 となります。