この2次式は、整数係数の範囲では因数分解できません。そのため、解の公式を用いて解を求め、それを利用して因数分解します。
まず、2次方程式 x2−4x+2=0 の解を求めます。解の公式は、 x=2a−b±b2−4ac です。ここで、a=1,b=−4,c=2 なので、 x=2(1)−(−4)±(−4)2−4(1)(2) x=24±16−8 x=24±8 x=24±22 x=2±2 したがって、解は x=2+2 と x=2−2 です。 このとき、x=α が解ならば、(x−α) が因数となることを利用すると、 x2−4x+2=(x−(2+2))(x−(2−2)) x2−4x+2=(x−2−2)(x−2+2) と因数分解できます。