$x = \frac{\sqrt{2}}{\sqrt{2}-1}$、$y = \frac{\sqrt{2}}{\sqrt{2}+1}$ とする。 (1) $x+y$, $xy$, $\frac{y}{x} + \frac{x}{y}$ の値を求めよ。 (2) $x$ の整数部分を $a$, 小数部分を $b$ とするとき、$b^2 - a - b$ の値を求めよ。 (3) (2) のとき、不等式 $|b^2 - a - b| < p < k(\frac{y}{x} + \frac{x}{y})$ を満たす整数 $p$ がちょうど 5 個あるように、定数 $k$ のとりうる値の範囲を求めよ。
2025/6/25
1. 問題の内容
、 とする。
(1) , , の値を求めよ。
(2) の整数部分を , 小数部分を とするとき、 の値を求めよ。
(3) (2) のとき、不等式 を満たす整数 がちょうど 5 個あるように、定数 のとりうる値の範囲を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
まず、 と をそれぞれ有理化する。
(2)
であり、 なので、 である。
したがって、 の整数部分は であり、小数部分は である。
(3)
したがって、不等式は となる。
不等式を満たす整数 が 5 個であるためには、 は でなければならない。
したがって、 であり、 である必要がある。
3. 最終的な答え
(1) , ,
(2)
(3)