まず、方程式 x3−x2+x−6=0 の解を探します。整数解の候補は、定数項-6の約数です。 約数は ±1, ±2, ±3, ±6 です。これらの値を x に代入して方程式が成り立つかどうかを試します。 x=1 のとき、13−12+1−6=1−1+1−6=−5=0 x=−1 のとき、 (−1)3−(−1)2+(−1)−6=−1−1−1−6=−9=0 x=2 のとき、23−22+2−6=8−4+2−6=0 したがって、x=2 はこの方程式の解の一つです。 次に、与えられた3次式を (x−2) で割ります。 x3−x2+x−6 を (x−2) で割ると、x2+x+3 になります。 (x^3 - x^2 + x - 6) / (x - 2) = x^2 + x + 3
よって、x3−x2+x−6=(x−2)(x2+x+3) と因数分解できます。 したがって、方程式は (x−2)(x2+x+3)=0 となります。 x−2=0 より、x=2 が解の一つです。 次に、x2+x+3=0 を解きます。これは2次方程式なので、解の公式を使います。 x=2a−b±b2−4ac ここで、a=1,b=1,c=3 なので、 x=2(1)−1±12−4(1)(3) x=2−1±1−12 x=2−1±−11 x=2−1±i11 したがって、x=2−1+i11 と x=2−1−i11 が解になります。