(1) CDの長さを求める。
まず、点AからBCに垂線を引き、交点をFとする。すると、AFCDは長方形なので、AF = CD、FC = AD = 3となる。
したがって、BF = BC - FC = 9 - 3 = 6となる。
直角三角形ABFにおいて、三平方の定理より、AB2=AF2+BF2が成り立つ。 また、AB = AE + EBである。円Oの半径をrとすると、CD = 2r、OD = OC = rである。
AE = AD = 3、BE = BC = 9であるから、AB = 3 + 9 = 12である。
したがって、122=AF2+62より、144=AF2+36、AF2=108、AF=108=63となる。 よって、CD = AF = 63である。 (2) 斜線部分の面積を求める。
斜線部分の面積は、台形ABCDの面積から半円Oの面積を引いたものから、三角形ADEの面積を足し、三角形BCEの面積を引いたものとして考えることができる。
台形ABCDの面積は、21(AD+BC)×CD=21(3+9)×63=363である。 半円Oの面積は、21πr2=21π(33)2=21π(27)=227πである。 三角形ABEの面積は、21×AB×r=21×12×33=183である。 斜線部分の面積は、三角形ABCの面積から扇形OCEを引いたものとして計算する。
三角形ABEの面積は、21∗AB∗r=21∗(3+9)∗33=183である。 台形の面積から半円の面積を引いた面積は、363−227πである。 斜線部分の面積は、台形ABCDの面積から半円の面積を引いた面積から、363−183=183 求める斜線部分の面積は、三角形ABEの面積 - 半径rの扇形 - 半径rの扇形となる。
三角形ABCの面積 = 21×12×63=363 半円の面積 = 21π(33)2=227π 三角形EBCの面積は、 21×BE×CD=21×BC×h=21×AB×高さ 21∗AB∗高さ=21∗BE∗CD なので 21∗AB∗半径=18sqrt3 三角形ABEの面積は 21AB∗r=183なので 183−36090∗π∗r2