(1) f(x,y)=x2−xy+y2+2x−y+7 の場合 極値を求めるためには、まず偏微分を計算し、それらが同時に0になる点を求めます。
fx=∂x∂f=2x−y+2 fy=∂y∂f=−x+2y−1 fx=0 と fy=0 を解くことで、停留点を求めます。 2x−y+2=0 −x+2y−1=0 上の式を2倍すると、
−2x+4y−2=0 これと2x−y+2=0 を足し合わせると、 y=0 を 2x−y+2=0 に代入すると、 停留点は (−1,0) です。 次に、ヘッセ行列を計算し、極値の判定を行います。
fxx=∂x2∂2f=2 fyy=∂y2∂2f=2 fxy=∂x∂y∂2f=−1 ヘッセ行列式 D=fxxfyy−fxy2=2⋅2−(−1)2=4−1=3 D>0 かつ fxx>0 なので、(−1,0) は極小値です。 f(−1,0)=(−1)2−(−1)(0)+(0)2+2(−1)−0+7=1−0+0−2−0+7=6 (2) f(x,y)=x3+x2y+y2+2y の場合 fx=∂x∂f=3x2+2xy fy=∂y∂f=x2+2y+2 fx=0 と fy=0 を解くことで、停留点を求めます。 3x2+2xy=0 x2+2y+2=0 x(3x+2y)=0 x2+2y+2=0 場合分け: