平面上に三角形ABCと点Pがあり、$2\overrightarrow{AP} - 3\overrightarrow{BP} - 4\overrightarrow{CP} = \overrightarrow{0}$ を満たすとき、$\overrightarrow{AP}$ を $\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ を用いて表し、直線APと直線BCの交点をQとするとき、Qが線分APをどのように内分するかを求め、最後に三角形PQCの面積が三角形ABCの面積の何倍になるかを求める。
2025/6/25
1. 問題の内容
平面上に三角形ABCと点Pがあり、 を満たすとき、 を と を用いて表し、直線APと直線BCの交点をQとするとき、Qが線分APをどのように内分するかを求め、最後に三角形PQCの面積が三角形ABCの面積の何倍になるかを求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた式を変形して を と で表す。
したがって、となる。
次に、点Qが直線AP上にあるので、実数kを用いて と表せる。
点Qは直線BC上にもあるので、が成り立つ。
したがって、 となるので、Qは線分APを7:2に内分する。
また、であり、点Qは直線BC上にあるので、となる。したがって、となる。
三角形ABCの面積をSとすると、三角形AQCの面積は、となる。
三角形APQの面積と三角形AQPの面積の比は だから、三角形APQの面積は
三角形PQCの面積は三角形AQCの面積から三角形APQの面積を引いて、
したがって、三角形PQCの面積は三角形ABCの面積の 倍である。
3. 最終的な答え
Qは線分APを7:2に内分する。
三角形PQCの面積は三角形ABCの面積の 倍である。